HEALTHY LIFE with Ayurveda & Yoga

アーユルヴェーダとヨーガ歴10年以上の経験を持つKAYOKO THOMASのブログから 

テーマ別に一部のみピックアップしています。

 

 

アーユルヴェーダ料理についての記事

 

コリアンダーのライタ 

 

ひよこ豆のフムス

 

カカオの豆腐クリームパイ

 

赤シソとトゥルシーのブレンドティー

 

キヌア粉とスペルト小麦粉のサモサ

 

スパイスたっぷりアップルクランブル

 

撹拌させてバターを作る体験

 

ビーツのサブジ

 

● 玄米やローフードの食べ方を考える

 

夏バテにパクチー(コリアンダー)のチャツネ

 

 

 

アーユルヴェーダホームレメディー 家庭の常備薬と薬草についての記事

 

● ガンドゥーシャアーユルヴェーダ式うがい

 

● カレンジュラとラヴェンダーでオイルを作る

 

● ニームオイル

 

● ブラフミー/ツボクサ

 

トリファラ

 

● モリンガ

 

トゥラシー(ホーリーバジル)

 

ヒマラヤ岩塩ピンクソルト

 

アロエヴェラ

 

● バジル

 

● 春のアーユルヴェーダライフ

 

春の心の体の影響とケア

 

● 更年期障害 月経前症候群

 

スギナのリンス (コンディショナー)

 

アムラ水で目の洗浄

 

アーユルヴェーダ式応急手当て

 

ベサン(ひよこ豆の粉)のフェイスパック美白ケア

 

 

 

パンチャカルマやトリートメントについての記事

 

● インドでアーユルヴェーダリトリート2017

 

ケララでアーユルヴェーダトリートメント

 

● 2009パンチャカルマ体験記

 

● 2009パンチャカルマ体験記2

 

● 2010パンチャカルマ体験記2週目前半

 

● 2010パンチャカルマ体験記4週目

 

 

 その他

 

アグニ(消化の火) 

 

自然と個人は同一 マクロとミクロ、大宇宙の中の小宇宙のように

 

● アーユルヴェーダーの神様について

 

ヴィシュヌ神の化身

 

サンスクリット語の『アシュタンガ』の意味

 

朝ヨーガの後の、、、、

 

ヨーガの統合 合一についてを少し述べてみる

 

● インド アーシュラムでのプージャ(儀式)

 

 

ナチュラルライフを基盤にアーユルヴェーダとヨーガ生活体験記や

人々が生活に役立てる為のブログを投稿。

長年の経験した各地で開催したクラスやワークショップの記事

育てているオーガニックの薬草、野菜、日本 海外での生活体験

ヨーガ アーユルヴェーダの哲学について、ホームレメディ家庭の常備薬や 

スパイス料理、アーユルヴェーダ料理研究について

を幅広くお伝えしております。

 

是非 楽しんで読んでいただけますと幸いです。

Blog =>>  http://padmin-ananda.jugem.jp

 

 


アーユルヴェーダ & ヨーガ について

 アーユルヴェーダとヨーガが 最近になって 

密接な関係であると気づく人々が徐々に増加している様に感じますが

伝統的な内容について 深く学ぶ道へ進みたい方々へ、是非とも一緒に感じて 知っておいてほしい事を述べようと思う。

 

 現代、情報が豊かになり情報に左右され、都会の様な人工的な多い要素の環境、人や自然との関わり合いが減り、また 大自然に対する恩恵や自然サイクルについての知識を忘れてしまいそうな時代である中、人間が物質的な物ばかりを追い求めてしまい、自然のサイクルを忘れがちで、自然に満たされることにも慣れておらず

社会、個人の心身のストレスは溜まる一方である。

 

この様な環境の中 原因不明の不調を訴える人が増え、健康ブームとしてヨーガやアーユルヴェーダが流行り出したのは、心の底から癒しや健康と幸福を求める様になったのであろう。

 

 テレビ、インターネットの様な情報は、表面的でしかなく、私達は いつの間にか気付かぬ内に、無感覚に情報慣れすぎた時代に埋もれていってしまう恐れがある。故に、ある一定の情報ばかりに頼ってしまうと

私達は、何が本物なのか適正な事なのかを見分けがつかない状況に陥ってしまう事もある。

そのスピードも極端に速く、メディアによって、ブランド志向の社会の流れが主流で、本物の奥深さについてを深く追求する人がどのぐらいいるだろうか。。。

その様に疑問に思う人が少なからず増えてきていると思う。

 

 例えば 伝統職人技は、20年間の様なゆっくり時間をかけて技を磨く気が遠くなる仕事だ。絶えず師匠の側で、繰り返し何度も基本を学び、人生観から見ていくとヨーガとアーユルヴェーダの学びは 伝統職人の道筋と似ている様だ。

 

 これらの叡知は、5000年以上も前 古代インドの智慧が発祥であると言われている。

(残念な事に、日本古代文化や学問の多くの智慧は伝授されておらず)

アジア全土、インド伝統文化がこれらの自然科学に影響されていると言われており

仏教やそれらの武道もその例として挙げらる。

 

インドの古代の智慧とする様々なヴェーダの文献(サンヒター)から現代に至り教えが今も尚 現代人に語り継がれているのは、素晴らしい事である。

 

 アーユルヴェーダとヨーガの知識は広い意味で、自然と人間の哲学、生理学、心理学、霊的体系、ライフスタイル、古代占星術、伝統武道、芸術 音楽、 建築、方位学 等と言った 幅広く共通している分野だ。

人間にとって大切な実践的および、科学的な知識が多様に網羅されている文献(書物)である。

ヴェーダとは、インド最古の文献であり、智慧 真理 知識(科学)という広い意味がある。

 

様々な分野の中でも 現在でも南インド(ケララ州とタミルナドゥ州)で継承されるカラリパヤットゥという伝統武道とその施術が存在する。 それは、ドラビタが起源とされシッダ伝統医療に深く基づいており

アーユルヴェーダ、ヴェーダ(聖典)の中の一つ、ダンヌルヴェーダと統合されています。 

武道のための心身を鍛える施術が 医師の指示の元、アーユルヴェーダの施術へと時代を経て 変換していったようです。 

 

 

 「ヴェーダ」は、西紀前1500年頃、インドへ西から侵入したとされるアーリア人の残した文献群、ヴェーダ・サンヒター(本集)とその三種の付属文献、ブラーフマナ、アーラニヤカ、ウパニシャッドの総称として用いられる。 

 

各時代ごとに4つの文献に別れており

●リグヴェーダ ●サーマヴェーダ ●ヤジュルヴェーダ ●アタルヴァヴェーダ

上記の各ヴェーダに、本集(サンヒター)、祭儀書(ブラーフマナ)、森林書(アーラニヤカ)、奥義書(ウパニシャッド)という区別で4つに分けられている様だが、更に多くの分野に分けられ膨大な数の書がある。

 

ヴェーダは、それらの祭式の行事とまた 伝承の集りの 特徴を持つ。

文献として記述される前の時代は 口伝の能力によって語り継がれており、サンスクリット語の文献と共に現代まで伝えられたが、勿論すべてが伝承されたわけではない。後世で書き記されていると言うことは、それ程古代の人間は、凄まじい記憶能力を持っていたのであろう。『ヴィーダ』は 知識 と言う意味である。 

 

アーユルヴェーダの医学の知識は 第四のヴェーダとされるアタルヴァヴェーダのに存在し、その一部のウパヴェーダ(副ヴェーダ)と言われる。 現在では最古の医学に関する記述のことを示す。

 

自然科学について説かれているこの世界観は、様々な聖典の中のサーンキャ哲学の思想やヴェーダンタ哲学の思想が 繰り広げられており、アーユルヴェーダとヨーガの哲学は共にこれらの思想を共有している。

 

アタルヴァヴェーダは他の三つのヴェーダと特徴が違い

ヴェーダとして伝統を認められる様になったのは後世になってからである。    

 

 現在、全てのヴェーダの文献はユネスコの世界無形遺産にも登録された。

 

 これらのヴェーダは、祭式において唱え歌われる賛歌(マントラ)、呪句の集りでリシ(賢者)または ブラフミン(カースト制の頂点に位置する)という祭官の職分に応じて伝承され続けている。

彼らは、古代の時代から 戦勝、婚礼、子孫繁栄、降雨、豊作、長寿、建築 等、何かを新しく始める時、幸福な人生と社会、様々な願望を成就する為に 祭式を行っている。

現在も土着的なインド伝統文化(ブラフマニズム<バラモン>、ヒンドゥーイズム等)を重んじる人々に、祭儀や宗教儀式の際に詠唱され、日常的にも各家庭の祝いの行事にはサンスクリット語で詠われ続けている。

 

 

 ヨーガとは、瞑想で到達出来得る至福の段階、すなわち 心と体の調和(心と体をつなぐ)という意味でもあり、単なるアクロバティックなエクササイズの為にあるものではない。 

瞑想することにより、思考や感情パターンを観察し、絡んだ糸の様な思考を紐解き、心の浄化を担う。

 

 ちなみに、正確な発音はサンスクリット語をカタカナで示すのは難しいが、『ヨーガハ』というのが語源である。

西洋の人々がヨーガハもヨーガも発音するのが難しい(舌の使い方が異なる)ために

流れで「ヨガ」と呼ばれる様になった逆輸入的用語である様だ。

 

私達は、心と体と魂(霊性)のバランスを目指すと共に、人間が 超越した至福の精神状態へ辿り着ける為に瞑想を修練する目的から、呼吸法(プラーナーヤーマー)、姿勢/座位法の運動(アーサナー)、伝統の儀、献身の愛を育み、哲学を重んじ学び、

社会秩序、道徳と適正な食や生活習慣の修練を 通して(この世界の物質界と非物質界において 日常の浄化の向上に務めながら学んだ事を日々実践する事)を 努力する事が必要です。

 故に、人間にとっての本当のヨーガとは  

適正なライフスタイル、健康と幸福を導く人生そのもの全てを表している。 

 

 瞑想について代表的な聖典『ヨーガ スートラ』を記した 

リシ(賢者)パタンジャリは、アーユルヴェーダ医学者としても有名である。

 

 

 インドとスリランカのアーユルヴェーダは現在世界保健機構WHOに認められた伝統医学として 

今も尚、医師達のもとで研究されている。過去と現代の流行りの病気や新しい病気の違いは多様にあり

常に医学者達により環境の変化を基にリサーチされなければならない。 

 

アーユルヴェーダ医は患者に、運動のアーサナやヨーガの哲学も含め、スピリチュアルな面を持つ霊性(輪廻転生のカルマ)や精神性を高めるという観点でインド占星術等 教授される事も薦めている。

時代の流れと共に、シッダー医学、ユナニ医学、中医学、などの様な風土気候の違う様々な伝統医学が存在し 

その土地に合った形で変換され特徴づけられているが、基本的には どれもホリスティックな健康法として

個々の健康維持、病を治し、体質のバランスを取り戻し、人の人生と社会が幸福へと導くという膨大な目的を持っている。

 

 

 アーユルヴェーダには、ヨーガと同様に、健康=幸福、心身と魂の調和、長寿、についてを定義しており

自然治癒力を高め、病をつくらない考え方を基本に 若返り、生き生きとした人生を送る為の予防医学を重要視する事から

パンチャカルマ(5つの療法)という長期にわたる特徴的なトリートメントが存在している。

(もちろん病のための治療でもある)

それは 浄化法と様々な施術で体質バランス(ヴァータ/ピッタ/カパ)を整えるために注意深く行われる。 

 

 

 パンチャカルマは、一ヶ月程以上の長期期間にわたり行われるトリートメントであり、西洋医学とは治療方法が異なる。

個々の体質に合わせた天然薬草(外用薬/内服薬)の効力を最大限に活かしながら、バランスを失った体質を正常に戻すのだ。

消化力、免疫力、生命力(オージャス)、ポジティブな精神性、健康的な生活習慣へ導き その役割を担う。 

 

※1週間などの短い期間は 基本的に伝統方式でのパンチャカルマとは言えない治療であるので 例としてあげるが、リゾートホテルでの短期間トリートメントを”パンチャカルマ”と言う場所があるとすれば、予め注意しておいた方が良いだろう。

短期の体験という点では良いが 数週間の治療に比べると、効果の期待は薄いものになり得るだろう。

 

 

 

 アーユルヴェーダでは 宇宙に存在する5つの自然要素によって構成されていると考えられ、

『空/アーカーシャ』『風/ヴァーユ』『火/アグニ』『水/ジャラ』『地/プリティヴィ』の五大元素の組み合わせによって

ドーシャという定められた三つの生命エネルギー(ヴァータ●ピッタ●カパ)に分類している。

それらは"体質(ドーシャ)"として知られ、個人の五大元素の組み合わせがそれぞれ違うため、自ずと体質も個人差がある。 

アーユルヴェーダ医は、細かく分けると7種の体質で分析をして行く。

これらは受精後胎児の時期に決定される(プラクルティー)。

生まれ持った調和のとれた体質(ドーシャ)のことをプラクルティーと呼ぶ。

 

一般に、健康で生まれてきた際には その体質が完璧に調和した状態であり

生まれた瞬間から人間は、生活環境、季節、などで影響される為、不調和の方向へと作用されてしまう。 

生まれたばかりの健康な赤坊が純粋に感じるのは、完璧な調和の状態だからである。

 

各自の体質の調和を保つことが、健康には最も重要だと考えられる。

生まれ持った優勢のドーシャ(体質)が 外界の影響でバランスを崩しやすいため

その憎悪したドーシャの乱れが毒(アーマ)となって蓄積され、後に様々な病を引き起こすと言われている。

 

 

 現代の私達がアーユルヴェーダとヨーガを広い観点から学ぶきっかけで、

 個人の調和と不調和の状態が何なのか どうすればバランスや純粋性を取り戻せるのかを、自己を見直す必要に気がつき

もし、どちらかの断片的に学んだ知識から、ヴェーダ全体の理解へと繋がらない色々な悩みが出てくる時もある。しかし、両方の観点から総合的に学ぶと、より深く落とし込め、実生活での実践学習からより深い体感へと

本当の理解が訪れる様になるでしょう。

 

それは、沢山の失敗体験から何かを学びとった様に

そこに気付き、ポジティブ思考から 変化する自分を楽しむしかないのである。

 

 

 

”病は気から” というコトワザは 予防医学を重視できる言葉でもある。

 

また病気に気づく時、

医者に治してもらう等 何かにすがりたくなる気持ちにもなるが 

病はギフトと気づいた瞬間から、謙虚な姿勢で自己と正面から向き合うきっかけにもなる。

そこには、内側の悪(エゴ)に抵抗する自己を観察し、弱い自分も認める 受け入れる事を そこから乗り越える事は

浄化のプロセスに繋がるだろう。

 

病は医者が治すものでもなく、自分で治すものだという事にも気がつくはず。

(自分の問題は自分で解決するしかないのと同じです。)

 その段階を得る事で、本当の強い治癒力が向上し始めるのだろう。

 

体と心と魂の調和が健康と幸せの道。

その認識が、病から打ち勝つ力が生まれるのだと信じます。

 

本来の既にあった自分らしさを見つけ 調和のために、日常の暮らしを心がける事ができたなら、

ブレる事なく常に安定した状態へ、本質である本当の”私”に 近づくことが出来るだろう。

 

 

Om satamanam bhavatu satayuh
purusah satendriya
ayusyevendriye prati tisthati

For a long life

May your life measure a hundred years/ May your sense organs be healthy for a hundred years

/ (and) may Purusa (spirit) remain in your life and body’s senses

(Yajur Veda Taittiriya Samhita 2.3.11)